「飲みニケーション」
「飲みニケーション」という言葉はご存知でしょうか。
もちろん!という方もいれば、すでに死語?知らない!という人もいるかと思いますが、
ググってみたら、WiKiに載ってるんですねー!
リンクはこちらです。
先日、ある講演を聞く機会がありました。
日系大手の企業の役員の方の講演だったのですが、
そのお話の中の一つに下記のような実践事例がありました。
(本題は別のところにあると思うのですが、詳細のご紹介は控えます。)
職場内の風通しをよくする必要性を感じ、「飲みニケーション」を実施している。
会社が費用を出して、定期的に(確か年に一度)全社員が参加できるよう、
また普段話す機会のない人と話せるよう、組織的に行っている、と。
「飲みニケーション」が健在なのに、まず驚いたのですが、
それを会社の費用で行っている・・・
しかも!!
大手の企業なので、社員数が多く、そのため、年間予算が6,000万円だというのです。
え????
6,000万ですか???
耳を疑いました・・・。
でも会場にいらっしゃった聴講の方々は普通にメモを取ったりしていて・・・。
チームビルディングやネットワーキングが必要なとき、
コミュニケーションは欠かせませんが、
ただ一緒に飲み食いしたり、「自由に」話すよりも、
目的と意図に合わせたコミュニケーションをデザインする方が効果的です。
研修の中でも、参加者同士が自己紹介をする場面や、
懇親会でネットワーキングを促す場面は、よくあります。
ただ「自由に」話しましょう!ではなく、
意義ある時間にするためには「デザイン」が必要だと思います。
だから、弊社が企画するカンファレンスなどでは、
懇親会も綿密にデザインして、
全員が気を遣わず会話に参加できて、意義あるネットワーキングできるよう、
あれこれ工夫するんですけどね・・・。
飲みニケーション・・・。
なんとも言えない気持ちで講演会場を後にしたのでした。
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