比喩・例え、疑似体験の活用
研修の中で、何か伝えたいポイントや実感・納得していただきたいことがあるとき、
そのことをストレートに説明する、つまり、言葉で表現するのは簡単です。
ですが、あまりに正論だと、それを言葉で伝えられたとき、
反論もないでしょうけれど、インパクトもありません。
例えば、「自分の意見を押し通すのではなく、まず相手の話をよく聴き、相互理解できるようにしましょう!」。
当たり前すぎて、単にこの言葉を発することに何の効果があるのか疑問なくらいです。
そういった場面、研修中によくありませんか?
そんなときに活用したいのが、比喩や例え、あるいは、疑似体験というものです。
別の世界のことに例えることで、そのロジックを受け入れやすくなったりします。
また別のコンテキストで疑似体験することで、感情をともなうので、納得度が高まったりします。
先日、コラボレーションスキルの研修の準備をしていた際、
「チームの中で役割分担を明確にすることは大切。
だけれども、分担をはっきりしすぎると、逆に「これは自分の仕事ではないのでは?」
という意識が強くなりすぎ、うまくいかないことがある」
というようなポイントが書かれているページがありました。
言葉にすると当たり前すぎるので、これは何か疑似体験してもらって、
普段の自分たちの行動に落とし込んでもらいたいなぁ・・・
といろいろ考えていたのですが・・・。
思いつきました!
登場するグッズはこちら。
ちなみにこれは、確かミネアポリスのターゲット(スーパーマーケット)の
$1 コーナーで買って以来のお気に入りグッズの一つです。
これを使って1分でできることを思いつきました!
その1分をやってみることで、長々とわかりきったことを説明しなくても納得していただける!・・・と思います。
具体的にどうするか?
すみません、この研修はこれから実施するものなので、
もし万が一ご参加の方がこのブログを見てくださていたらネタがばれる・・・。
ということで、皆さんだったらどう使うか、考えてみてくださーい。
そしていつかボブのように、「どうやったらこんなアイデアが、しかもたくさん浮かぶの?」
というレベルになりたいものです!
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