次世代のパフォーマンスマネジメント
11月に参加した NeuroLeadership Summit 2015 の中で取り上げられていた
トピックの一つに、パフォーマンスマネジメントがありました。
*カンファレンスの参加報告:速報(ブログ)はこちらでどうぞ。
業績管理、業績評価、人事考課などに関して、脳科学の知見を活かすとどうなるか?
ということです。
トレンドとしては、
評価結果を数字にすること、相対評価で分図させることなどを、止める、というのです。
すでにそうした「次世代」の制度を導入している企業の中には、
マイクロソフト、Gap、インテルなどがあり、
業績、社員のパフォーマンス、エンゲージメントなどが向上している、
という成果報告もありました。
他に出たいセッションが重なっていたので、このトピックのセッションには参加しなかったのですが、
セッションの録画を見たり、記事を読んだりしてみました。
記事は昨年のものですが、こちらです。
セッションの録画はNeuroLeadership Institute の有料メンバー限定のサイトにアップされています。
評価の結果を1~3や1~5などの点数化をして給与や昇進などの反映させる従来の制度が
脳科学的にどう間違っているか、どんな悪影響があるか、
点数化を止めて上司と部下とが質の高い対話を行うことの意義、メリットなどが
詳しく解説されています。ぜひお読みになってみてください。
動画もあります。
ダニエル・ピンクの著書「モチベーション3.0」でも
お金を報酬としたグループの方が成績が悪い事例が紹介されていますが、
ベースにある考えは共通だと思います。
これを実現するには、上司側に高い育成能力が求められることは間違いありません。
ホントにそんなことできるの??とお思いになる方も多いかもしれません。
でも実際に点数付けを止めて成果を出している企業があるのは事実です。
Gapの事例についての無料ウェビナーもあるようです。
ご案内はこちらです。
12月15日・・・ 日本時間では16日の夜中・・・ でしょうか。
方向性としてはこちらに進んでいくんだろうな、と感じます。
事例として出ているのはグローバル企業が多いので、
日本でももしかするともう実践している組織もあるのかもしれませんね!
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