ケース1 | 新入社員研修
プログラム概要
新入社員対象のビジネスマナー研修(1日研修)
業界
金融
サポート概要
これまでは、一般的なビジネスマナー研修を研修会社に外注していた。自社の文化、接客方針、マナーなどを盛り込んだ内容にしたい、とのことで内製化することに。社内でトレーナー養成ワークショップを実施し、その後、当新入社員プログラムの教え方を学ぶ「社内講師養成」を開催、20名程度がご参加。
内製化のポイント
一般的ないわゆる「マナー研修」から、自社の企業文化を反映させた内容へ。また教え方についても参加者主体の手法を用いて、「主体的に」かつ「楽しく」学べる研修へと生まれ変わらせる。
ケース2 | 企業文化に関する研修
プログラム概要
企業文化を学ぶ1泊2日研修(1日目午後、2日目午前のため実質は1日研修)対象者は全社員
業界
製薬
サポート概要
これまでの研修は、担当していた社内講師が作成していたもの。担当者が代わったことをきっかけにプログラム内容を再検討することに。文字びっしりの200枚程度のスライドを「説明」するスタイルが主であった。
内容を再検討し、プログラムの目的、流れ、コンテンツの整理。参加者主体のボブ・パイクの手法を用いて、「講義」を減らし、「参画」「アウトプット」の多い研修へと改訂。
教える担当者は1人(トレーナー養成ワークショップ受講済み)のため、その担当講師に進め方を個別指導。
内製化のポイント
「企業文化」なので、歴史や創業者の想いを「語り伝える」スタイルの研修だったが、参加者へ期待する行動変容を明確にし、そこに焦点を当てたアクティビティを盛り込んだ。大量の資料を「説明」するのではなく、課題に対しての参考資料とし、自らで読んだり考えたりする材料にし、グループ討議、意見交換などのワークに変化させた。
ケース3 | 階層別研修
プログラム概要
コーポレートユニバーシティにおける階層別研修。
業界
サービス業
サポート概要
コーポレートユニバーシティ立ち上げに際し、階層別研修を導入。
6階層のうち、下から4階層対象の階層別研修を作成、および実施。
将来的には社内講師を養成し、下2階層は社内講師が教える予定。
内製化のポイント
階層別研修というと一般的な内容になりがちだが、できるだけ「自社らしさ」を出すために、 企画の段階でステークホルダー全員を巻き込み、企画ミーティングを開催した。そのメンバーで各階層への期待行動、研修コンテンツに何を入れるかに初期段階で合意を得た。「階層別」=「必須」であるため研修に対してネガティブに思う社員が出ないよう、ボブ・パイクの参加者主体の手法を使い、楽しく主体的に学べる研修を目指した。