研修中のBGMについて
研修中に使うBGMについて、
選曲や、使い方のコツなどを書きたいと思います。
まず、選曲について。
基準として、
1. 言葉が入っていない曲
2. 何かを連想するような曲ではない曲
3. 著作権違反にならないこと
という点を考慮して選びましょう。
言葉が入っていると、どうしてもその内容に気を取られ、
集中を妨げる要因となってしまいます。
音だけのものを選ぶようにしましょう。
そして、テレビのCM、ドラマのテーマソング、などに使われていて
よく知られている曲は避けましょう。
以前、私が参加したあるセミナーで、
とてもよく知られているビールのCMで流れている曲が
BGMでかかりました。
夕方5時前だったこともあり、
あ、もうそんな時間?と、
周りの参加者の方と笑いながら話したことがあります。
また、著作権の心配のないクラシック音楽であっても、
とても有名な曲を使うと、
例えば、昔、その曲を演奏したり合唱したりした思い出を
連想してしまい、集中の妨げになる恐れがあるので、
避けた方がいいでしょう。
使い方として、お勧めしたいのは、
* 個人ワークの時には、BGMはかけない
* グループワークの時には、かける
という区別です。
個人ワークの時にBGMをかけると、気が散る、という人が
少なからず、いらっしゃいます。
私もその一人です。
かける場面としては、
* 朝、1日の始まり
* ディスカッションなどグループワークの際
* 休憩時間
* 終了時
などの場面が考えられます。
その時々の場面に合った雰囲気の曲を選びましょう。
音楽を使って実感できる効果としては、
* 沈黙が少なくなる、ディスカッションの活性化
* 隣のグループの話声が音楽で遮断され、自分のグループの話に集中できる
* 音楽が止まると、終わりの時間が近いという合図になる
* ボリュームの大小で、会話のボリュームに影響を与えられる
などです。
ご参考までに、上記の条件を満たし、かつ場面に応じた選曲の、
ボブ・パイク氏のスペシャルセレクションCDがあります。
http://www.bobpikegroup.com/apps/store/web/view/profile/itemid/14457/default.asp
BGM、効果的に使いたいですね。
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