ボブ・パイク・グループのカンファレンス2011 2日目
朝7時~夕方5時まで、5セッションの長い1日が終わりました。
楽しく、充実した1日でした~!
朝7時は、ボブの Faith at Work というセッション。
親友のケン・ブランチャード氏が創設した Lead Like Jesus という組織の
ボードメンバーでもあるボブ。
そのセッションの中で、アフリカで教会関係の仕事をしていた人が
シェアしてくれたアフリカの諺。
If you want to go fast, you go alone.
If you want to go far, you go together.
・・・早朝から、深いセッションでした。
次は、Dougのオープニングに関するセッション。
オープニングのアクティビティを3つ体験しました。
一つ目は粘土を使うアクティビティ。
これが私の作品です。
この演習、リーダーシップとかマネジメント研修に使える!
これは Tinker Toy というおもちゃを使ったアクティビティ。
楽しかったです♪
これはチームビルディングに使える!
でも、Tinker Toyって初めて見たので、
日本で売ってるの?と思って検索したら、通販で発見!
早速注文しました~!!
Toy Storyに出てくるらしいですね・・・
それにしても、本当にクリエイティブで楽しいアクティビティばかりです。
脱帽・・・。
次はトレーニングの評価と費用対効果に関するセッション。
ブートキャンプ(トレーナー養成ワークショップ)でも取り上げるトピックです。
ASTDの調査によると、
10年前と比べて、レベル3、レベル4を実施している企業がかなり増えていて、
50%はレベル3(職場で実践しているか?)を測定しているとのこと。
研修をやりっぱなしにせずに、費用対効果を追求するのは素晴らしいことですね!
午後はインストラクショナルデザインに関するボブのセッション。
一般的なデザインのステップは、
ニーズ分析をし、研修の目的を決め、コンテンツを作成し、研修を実施して評価する、ですね。
でも、大切なステップが抜けています。
人はどう学ぶか、という観点を考えて、
それに合わせたデザインにする、というものです。
「説明を聞く」という方法で学びたいという人が多いというわけではないのに、
「説明する」という手法に偏っているのが現実ではないでしょうか。
でも、どう学びたいかというニーズに応えていないと、
効果的な研修にはなりません・・・。
これもブートキャンプで取り上げる内容なのですが、
ボブがどう説明するか、どうファシリテーションするかを見るのは、
毎回、新しい気づきと学びがあります。
最後は、対応が難しい参加者の対応。
これもブートキャンプのトピックの一つですが、
1時間半かけて、様々なタイプを取り上げ、
どう対応すればいいのか、アイデアをシェアしたり、
じっくり話し合ったりできました。
こんな人がいたらどう対応する?とアイデアをどんどん出していくのですが、
「その人を指名する」
「やめてもらえるように注意する」
といった、ネガティブな方向の意見も出がちです。
でもここはボブ・パイクのカンファレンス。
そうじゃなくて、いかにポジティブな方向で、
そんな人にも前を向いてもらうか、
全員を巻き込むにはどうしたらいいかを考えましょう!
とトレーナーの Priscilla はみんなをリマインドしていました。
今日のオープニング、対応が難しい参加者の対応、
そしてボブのデザインのセッションについては、
日本でも同じ内容を提供する許可を得ているので、
機会を作りたいと思います!
早いもので、明日の昼まででカンファレンスは終了です。
最終日の様子はまた後日ご報告します。
ルポをありがとうございます!
毎日、楽しみに拝見しています。
そして、Tinker Toy !!
いつだったか、エンジニア向けマネジメント開発に関する本に載っていたのを観て、買おうとしたことがあります。
思わず反応してしまいました^-^
参加者の期待する学びの方法。
興味深いです。
じっくり考えたい人と、とにかくやってみたい人と、同時にアプローチするのにどうするべきか?
例えば、最近、そんなことを考えています。バランスのいいところがまだピンときていない感じです。
そして、10月の日本でのボブさんのWS、申込みました!!
楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします^-^
網さん、コメントありがとうございます!
Tinker Toy、そうなんですね。
楽しかったので、さっきググって即注文しました。
すぐにやってみたい人はやれるチャンスがあって、
考えたい人はすぐにやらなくていい、
という選択肢があるといいのかもしれませんね。
10月、お会いできるのを楽しみにしています!