研修中に使用する音楽について
研修中に使用する音楽について、ご質問を受けることが多いので、ご紹介します。
どんな音楽を選べばいいのか?
ボブ・パイクの手法では、下記の点に留意して選曲しています。
1. 言葉が入っていないもの
2. 有名、誰もが知っている、すぐに何かを連想するような曲は避ける
3. 使用しても著作権に問題がない
1. 言葉が入っていると、その内容に意識が向いたりして、集中の妨げになります。
ですので、言葉は入っていないものを選びます。
2. 映画やCMで使われていた曲だと、その曲を聞いて、映画やCMが頭に浮かびます。
流行った曲だと、それにまつわる思い出などが浮かびます。
いずれも、研修に集中するという観点では、邪魔になるので、避けます。
3. 解説するまでもありませんが、注意を払う必要あり!です。
音楽を使う目的は、そのリズムが脳に働きかけ、
発想や発言を刺激し、テンポよく進行するのをサポートしたい、というのが主です。
ですので、ヒーリング系の静か~~なものは使いません。
活発にディスカッションしてほしいとき、リフレクションをサポートしたいとき、
ゲーム的に楽しくやりたいとき、など、その場に応じたテンポ・雰囲気のものを使い分けます。
使うタイミングの大原則は、
「誰かと何かを話すときには使う。
けれども、個人で考えるときには、使わない。」
です。
音楽がディスカッション開始・終了の合図にもなる、など、
いろいろと他の使い方、メリットもありますが・・・
ということで、選ぶのも結構大変なので、
ボブ・パイクの研修用スペシャルセレクトCD集があって、私はそれを使っています。
こちらです↓
http://www.bobpikegroup.com/shop-products/media
ずっと使っていて、もう歌えるんじゃないか、という状況になり・・・(笑)。
さすがに何か他のものがほしくなり、ASTDで見つけたのがこちら。
Kaganのシリーズです。
http://www.kaganonline.com/catalog/music.php#CGBB
ご参考までに~。
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