ASTD 2014 @ Washington DC, Day 1, May 4
初日は、日曜日なため、午前中のセッションはありません。
初めての人や海外からの人のために、オリエンテーションが開催されていたりします。
セッションは12時開始で、60~90分のセッションが夕方までに3枠あります。
最初のセッションは、Bob Pike氏と、娘であり現CEOのBecky Pike Pluth氏の
「Team Teaching and Cofacilitation : It’s More Than Taking Turns」。
2人で研修をファシリテーションする際のコツに関するセッションです。
講師が二人で担当するとき、単に時間で区切って、
ここからここまではAさん、ここからはBさん・・・とするのではなく、
どうやったら二人であることの相乗効果を発揮し、より良い研修ができるか、という内容です。
最悪なのは、二人が矛盾したことを言う、とか、相手が担当してるときは部屋にいない、とか・・・。
日曜日の最初のセッションにも関わらず、盛況でした。
こちらがベッキーで、
こちらが、カメラを向けるとポーズしてくれるボブ。
ボブとベッキーのセッションでカンファレンスをスタートできてハッピーです!
次に向かったのは、リーダーシップの大家、Ken Blanchard氏のセッション。
Leadership:The Critical Factor for Creating Customer Service Initiatives」
という、良いカスタマーサービスができる組織をつくるためのリーダーシップのお話。
ケン・ブランチャード氏は、今週、75歳のお誕生日だそうです!
もちろん、現役!!
良いカスタマーサービスができる組織をつくるには、
まずはリーダーが何を目指しているかをはっきりと描き、それに対して信念を持つことが大事!!
という話からスタートしたのですが、ここでなんとシンガーが登場!!
「I believe」という曲を披露してくださいました。
これまで何度もASTDに来て、たくさんのセッションに出てきましたが、
プロのシンガーが歌うのを聞いたのは初めてです。
組織文化をつくることの大切さ、
組織で働く人をエンパワーすることの意義、サーバントリーダーシップ、
などのお話を、いつもながらのユーモアたっぷりに展開。
あっという間の90分でした。
最後にまもう1曲、歌もあり・・・。
Power of LoveとLove the Powerは言葉を並べ変えただけだけど、意味は全く違う!
与えることから始めたら、最終的に自分が得ることにつながる。
など、敬虔なクリスチャンである一面がうかがえる言葉がいくつもあり、心に残るセッションでした。
そして、3つ目は、またまたボブ・パイク氏。
初日にボブ・パイク氏やケン・ブランチャード氏が登場するのは、珍しいです。
「10 Strategies for Instructor-Led, Participant-Centered Training」
参加者主体の研修手法の10のコツ。
一番大きな部屋で、椅子だけのシアター形式のセッティングで、
数百名(多分500か600名・・・?)いても、
ボブは参加者を巻き込みます。
リビジットの大切さ、90/20/8の法則、
研修は参加者が自分に自信を持って終了するものであって、講師によって自信を失わされるものであってはいけない!
など、ボブの手法のあれこれをテンポよく展開。
最後には全員が驚いて大笑いするアクティビティもあり、の楽しいセッションでした。
終了後は、ボブ・パイク・グループの皆さんと、
ディナーで楽しいひと時を過ごさせていただき、充実の初日が終了!
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