オープニングの大切さ その2
人は、最初に触れた情報と、最後に触れた情報が記憶に残りやすい。
だから、研修やセミナーの冒頭(オープニング)、そして、最後(クロージング)は、
講師が参加者に持ち帰ってもらいたい、大切なメッセージを伝えるようにする必要があるのです!
前回のブログに、「オープニングの大切さ」について書きました。
たまたま先日出席したある場で、
これは止めた方が良いと思うオープニングに遭遇したのでシェアさせていただきます。
講演者以外に、その場の進行役の方がいらっしゃいました。
講演者の方が出てくる前に、進行役の方が出てこられました。
そして、こんにちは、の後の第一声。
「今日は進行役を務めさせていただきます。
といっても急に指名されたので、何も準備ができていなくて・・・」
といったコメントでスタートされたのです。
日本人・日本語の謙遜の文化を否定する意図はありません。
が、これはあまりにもったいない。
このメッセージで何を「伝えよう」としていらっしゃるのでしょう。
そして、実際には何が「伝わる」でしょう。
人は、最初に触れた情報と、最後に触れた情報が記憶に残りやすい。
だから、研修やセミナーの冒頭(オープニング)、そして、最後(クロージング)は、
参加者に持ち帰ってもらいたい、もっとも大切なメッセージを伝えましょう!
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