ブレンディッド・ラーニング、マイクロラーニング、モバイルラーニング
ブレンディッド・ラーニング
マイクロラーニング
モバイルラーニング
それぞれ、どういう意味・コンセプトか説明できますか?
そして、活用していますか?
「ブレンディッド・ラーニング」とは、
「集合研修とeラーニングを組み合わせ、双方のメリットを活かした研修や学習の方法。
学習の動機付けやスキルの習得を集合研修で行い、知識の習得はeラーニングで実施するのが一般的である。
研修の時間や経費の削減だけでなく、それぞれの手法の特徴を活かした効果的な研修が可能になる。」
(日本イーラーニングコンソシアムのHPから引用)
融合学習という日本語が使われることもあります。
知識習得のためにeラーニングを使うのが一般的ですが、eラーニングでなければいけないわけではありません。
他の手法としては、YouTubeや動画、オンライン学習、書籍、なども手軽に利用できます。
学校教育では、先生が授業で講義をするのではなく、学生が事前に学習し、
授業では対面だからこそできることに集中する「反転授業」というのも普及してきています。
「ブレンディッド・ラーニングの衝撃」 マイケル・B・ホーン、ヘザー・ステイカー著
によると、「破壊的イノベーション」と表現されています。
マイクロラーニング。
これは学ぶ内容をより短時間(マイクロ)に細分化し、学習者がいつでもどれにでもアクセスできるような学び方を指します。
1分~数分間、必要なことを必要なときに、どこからでもアクセスして学ぶことができる、というものです。
料理の1分間動画が流行っていますが、あのイメージです。
移動中やちょっとした時間を利用して、調べ物をするような手軽な感覚で学べるのが魅力的です。
モバイルラーニング。
これは、道具として「モバイル」つまりスマホやタブレットを使って学ぶ、という意味です。
前回のブログにも書きましたが、こうした変化の波は確実にやってきています。
ATDの調査によると、38%の企業がすでにマイクロラーニングを取り入れていて、
42%が導入を検討中、とも聞いています。(2017年)
合計すると8割ですね!
研修はイベントではなくプロセスです。
これは昔からボブ・パイク・グループが大切にしている考え方です。
ですので、こうしたテクノロジーを取り入れるのは、研修中だけではなく研修前後にも欠かせないことだと考えます。
例えばこんなことが、テクノロジーを使って行えたら、便利ですよね!
● 研修前にモバイルを使って、マイクロラーニングで知識のインプットをしてきてもらう。
● 事前アンケートに答えてもらい、講師は参加者の知識レベルや学びたいことを把握する。
● 事前課題も提出してもらう
● 研修中には、ミニテストやクイズがあり、習得度合いを確認しながら進めることができる
● 研修中に参加者の意見を集約することができ、人数が多くても(1000名だったとしても!)
参加者と双方向なコミュニケーションをしながら研修を進めることができる
● 事前アンケートで集まった質問に対して、講師が質疑応答の時間に答える
● スキル練習を動画撮影し、良かった点や改善のためのアドバイスなどを参加者同士コメントし合える
● チャットのような機能を使って参加者がディスカッションできる
● ゲーム機能を使ってリフレッシュできる(エナジャイザー)
● 研修終了後、学んだことのまとめや、アクションプラン、その後の実践報告を投稿して皆で共有できる
● 研修終了後、修了テストにオンラインで取り組める
● 研修アンケートにオンラインで回答する
新しいもの好きなボブが、2年ほど前からATDなどの大きなカンファレンスや
研修で活用しているこのUMUのツールでは、上記すべて(そしてもっと他にも!)を
簡単に一つのアプリで行うことができます。
ボブの一押しのUMU(ユーム)のテクノロジー、私も使い始めることにしました。
集合研修をより効率的、効果的にできる!!・・・とてもワクワクしています。
そして、予告です。
2019年1月15日(火) 19時~ 都内某所にて
このUMUを体験していただく楽しいイベントを企画しております。
(日程など変更が生じる可能性もあります。ご了承ください。)
どうぞお楽しみに!
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