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業界の動向レポートから

Training Magazine Networkという組織があります。2008年に発足して20万人近くの会員がいるようです。ATDよりはずっと小規模ですが、人材開発、研修に関する情報発信、ウェビナー開催、カンファレンス開催などを定期的に行っています。私も以前から会員で、カンファレンスにも一度参加したこともあります。
https://www.trainingmagnetwork.com/

その Training Magazine Network が発行した 2022 Training Industry Report に目を通しました。今回のレポートで私が注目したのはこのグラフです。


対面の研修がどれくらい戻っているか、です。47%が、オンラインを継続しつつ、対面も再開している、と答えていて、25%がオンラインのみで継続していると答えています。次ぐ16%は、オンラインは継続していて、対面の研修は以前とは異なる新しいものを始めた、としていて、コロナ以前の対面を再開しているとの回答は8%に留まっています。

オンラインのままという回答が全体の4分の1もある、そして対面という形式を再開していても一部だったり、内容を新しくしたりしている、ということです。ここで言う「オンライン」というのは必ずしも同期のオンライン研修だけではなく、オンデマンド学習なども含まれています。さらに別のページには組織の規模別のデータもあり、規模が大きい組織ほど、対面の研修が少なく、オンライン研修やオンデマンド学習が活用されているようでした。

対面に戻る、のではなく、進化させねば、と再確認できた内容でした。一方で、コロナ前の日本とアメリカのオンライン研修事情の大きな違い(時差?)を思い出すと、日本はこれからどアメリカとは異なる方向に変化していくのかもしれない、とも思います。

無料メンバーでもウェビナーに参加できたり、こういった White Paper もダウンロードできるので、ご興味ある方はぜひ登録なさって、ご自身で詳細の内容はご確認ください。

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