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比喩や例えを研修に取り入れる

比喩や例え。
あることを全く別のことに置き換えて説明したりすることですが、
複雑な事柄をシンプルにすることで理解しやすくなったり、
心理的に受け入れにくいという抵抗がやわらいだり、
例えが印象的であれば、それが学びの記憶への定着のサポートになったり、と、
うまく活用すればさまざまな効果の期待できるものです。

今、ある研修プログラムを作成していて、その中で、
同じ内容をコミュニケーションする場合でも、

「仲間・同僚に言われるのと、上司から言われるのとでは、
その言葉の重みは全然違う!」

というのを何か例えを使って、体感して納得してもらいたいなぁ・・・
と考え・・・

ひらめいたのがコレでした。

ウォーターダンベル

 

空のままだと軽いのですが、中に水を満タンにすると1kgにはなるものです。

例えとして考えたのは、こうです。

コミュニケーションはよくキャッチボールに例えられますよね。
これはボールではありませんが、これが「伝えたいこと」だとして、
2人でパスしあってみましょう。
(この段階では水は入っていない)

「上司」という立場で何かを部下に伝えるとき、
このダンベルをパスする動作が、上から下に落とす、という風にも言えます。
(空のまま、上から下にダンベルを落として、下の人がキャッチする)

さらに、「上司」という立場であるがゆえに、同じことを伝えても、
その言葉には、「重み」が加わります。
(ダンベルに水を満タンに入れる)

この状態で、さきほど同様、上から下に落として、キャッチしてみましょう。
(水で満タンのダンベルを上から下に落としてキャッチ)
(さきほどとは違う重みがずしっとくるのを確認)

という流れです。

どうでしょう・・・。

実際にその重みの違いを体感することで、
「重みがある」と言葉だけで言うのより実感があったり、
後々ダンベルが印象に残って、研修で学んだことを思い出す・・・
という効果につながりそう・・・ ではありませんか?

この研修プログラムは、8月から9月にかけて実施予定です。
皆さんの反応が楽しみです!

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