社内講師が失業する!?!?
最近、あちこちで耳にすることがあります。
それは、
「知識偏重の、知識を一方的に伝えるスタイルの講師は
講師としての仕事を続けるのが難しくなる」
という動きです。
これは企業内で講師をしている社内講師についてもそうですし、
企業の外部リソースとしての社外講師も同様、
また、大学などの教育の場でも、同じような言葉を耳にします。
いろいろなことが重なり、その結果としての傾向なのですが、
羅列すると以下のようなことが背景にあります。
◆ 研修にかけるリソース(時間・費用など)の効率化が求められている。
◆ Face-to-Face(集合研修)を減らし、ウェビナーやEラーニングに移行が進んでいる。
◆ 情報はいつでもどこでもだれでもアクセスできる時代になり、知識の伝授であれば集合研修は必要ない。
◆ 研修してもやりっぱなしで成果がよく見えない。研修の必要性を疑問視されている。
結果として、
〇 Face-to-Face(集合研修)は、物理的に集合しなければできないこと、その価値があるものに限定する
〇 知識の学習は他のメソッド(ウェビナーやEラーニング)で行う
というすみわけが進んでいる、ということなのです。
もちろん、研修の効果測定や費用対効果などもしっかりと管理していきます。
となると・・・
どれだけ高い専門性をお持ちの方でも、
「知識を一方的に伝えるスタイルの講師は、
講師としての仕事を続けるのが難しくなる」
ということになってしまう、ということのようです。
Face-to-Face(集合研修)がまったくなくなるとは思わないのですが、
Face-to-Face(集合研修)は、そこでしか得られない成果が求められるということは明確ですね。
皆さんの教え方は、時代の流れ・ニーズにあわせて進化していますか?
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