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基盤あっての応用

『トレーナー養成ワークショップ』にご参加の方からよく聞くコメントに、

「今までいかに我流でやっていたかがわかった」
「基本原則を知っているのと、知らないのとは大きな違いですね」

といったようなコメントです。

業務のある分野に長けている → 教える立場になる

ということ自体はごく自然で、大切な役割ですが、

業務に長けている = 教えることに長けている

という図式は必ずしも成立しません。

昔からよく言われる、
「名プレーヤーが名コーチ・監督になるとは限らない」
というのが、まさしくそれを表現しているのではないでしょうか。

教えることにも、原理原則、教え方のスキルがあります。
教える立場になった方には、
ぜひ、その原理原則を学び、教えるスキル習得の機会を
作っていただきたいものです。

そして、

教え方 = 人前での話し方

ではありません。

また、「道」におていの「守破離」という言葉に表されるように、
何事にも、「基盤」があり、
その習得があってこその応用、自分らしさ・個性発揮ではないでしょうか。

サービス業の方から、
「マニュアル通りの接客はしない」
「マニュアルなんて必要ない」
というこだわりをお聞きすることは珍しくありません。

でも、それは、基本ができているからこそ、
マニュアルから離れた、つまり一歩進んだサービスができる、
ということなのだと思います。

基盤が弱いところに建物を建てても、崩れやすいのと同じです。

教える立場にある方に、
ぜひ、教え方の基盤を学んでいただき、
学習効果のより高い学びの場が広がることを願っています。

ボブ・パイク・グループと私のミッションは、

世の中から、長い講義の退屈なクラスを減らし、
学習効果の高い楽しいクラスを増やすこと!です。

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