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「~していない」ことの代償

以前受けたコーチングのワークショップで、
「コーチングしていないことでかかっているコスト」を計算してみよう、という演習がありました。

「コーチングを行う」ことでかかるコスト、は、すぐにイメージがつくと思います。

コーチングを行う方の時間、コーチングを受ける方の時間。
コーチングスキルを学ぶ時間に、学ぶための費用。
さらに、コーチングを行うことによって、部下が出すビジネスの成果。

でも、逆に、コーチングを行っていないことでかかっているコストは?というのです。
コーチングで解決すべき課題をそのままにすることによる、

機会損失
モチベーション低下
生産性低下

そういったものを、数字にしてみたらどうなるか?です。

忙しくて、部下にじっくりコーチングをする時間がない・・・
などという上司の方には、とてもインパクトのありそうな演習ですね。

コーチング以外のトピックにも応用できそうです。

少し話がそれますが、最近、「英語が使える」かどうかがネックになるお話に
いくつか関わる機会がありました。
ビジネスを英語でできるだけの英語力があるかどうかです。
それが不十分なために、失っている機会というのも、かなり大きいはずで、
そして将来それはますます大きくなる一方だと思います。

英語は苦手・・・ とおっしゃる方は残念ながら多いですが、
英語が使えないために何を失っているかは膨大だと思うのです。
でもご本人はもしかしたら、その事実に気づいていないか、
あるいは、目をそむけているように思うこともあります。

もし、部下にそんな方がいらっしゃったら、
上記の演習を一緒になさってみてはいかがでしょうか。

ぼんやり考えるだけではなく、書き出してみるとかなりのインパクトが期待できると思います!

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